70歳の誕生日当日に、フルマラソンを完走しました。 我が草加走ろう会では、70歳以上でフルマラソンを完走して、初めて一人前の男として扱われるという風習があるとか?。山本さんは3時間半で走ったが、そういう化け物は別にしても、尾原・加々見・鎌田・川上という諸先輩は制限時間内で完走している。私も一人前の男になりたい。 2時間6分(ネット)でハーフ通過。4時間半も夢ではない。いやいやそんな大それたことを考えてはいけない、今回は完走が目的だ。 30㎞を3時間4分で通過、「これなら絶対完走できる」と思ったら、とたん力が抜けた。足が攣ったわけでもない、脇腹が痛くなったわけでもない、無理しなくても時間内完走ができると思ったら、頑張ろうという気力が萎えてしまったのだ。 それからは歩いたり走ったり。ときおり沿道から「草加、頑張れ」という 声がかかると義理で50mほど走る。せっかく県庁などがある前橋のど真ん中を通らせてくれるのに…、颯爽と駆け抜くはずだったのに…。 残り時間はたっぷりあったので、完走(?)だけはしようと歩き続けた。ほぼ手中にしていた5時間切りの夢もはかなく消えた。残り1㎞になってようやくまた少しずつ走り、撮影ポイントではポーズをとる余裕も出てきた。観客のいる前だけ頑張るのは、草加走ろう会の伝統なのだ。
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