活動報告

会主催、会員が有志で行った活動の報告です

第24回ハセツネカップ(10/9~10) 笠原 春吉(2016/12/25)

201610-2.png

日本山岳耐久レース「長谷川恒男CUP」 完走しました。 最近では平地でのロードレースだけではなくトレイルレースもかなり増えています。今の日本の山岳レースの最高峰はUTMF(160キロ)ですが、それに匹敵するレースが続々と開催されています。

それでも、かつては日本三大山岳レース(富士登山、キタタン、ハセツネ)と言われた一つ「ハセツネ」は、未だに山ランナーの人気を集めています。このレースの特徴は途中でエイドがないこと、42キロ地点の第二関門で水またはポカリ1・5リットルと、3ヵ所の自然水のみ。レース中に他者から補給を受けた者は失格。自力で完走するのがこのレースの主旨です。

《レースの模様》  

当日の天候は、朝は雨が降っていたが、スタートの13時になる頃には曇りとなり、回復傾向。今回のレースの目標は、とにかく完走。実は私にとって、来年のUTMFエントリー資格ポイント(過去2年以内に最大3レースで6ポイント)獲得達成のための、最終レースになっていたのです。

でもUTMFは選考基準が見直されるそうなのでどうなることやら?  スタートは目標ゴール時間ごとに整列、私は12時間の列に並ぶ。トレイル渋滞は好きではないので、ちょっと背伸び。12時間は上位クラスのはずなのに、整列した全体からすると真ん中より後ろ、嘘つきがいっぱいいる だろな。まっ、完走目標の私も似たようなものか(笑)。

スタートして1キロほどはロード、山への入り口でいきなり大渋滞。2キロ通過時のタイムは32分(泣)。その後もだらだらと流れに任せて行進。時々薄日が差し、気温・湿度上昇。だらだらしているようだが、大量の汗が出て徐々に体力を奪われているのが感じられる。 15キロ地点の醍醐丸付近になると、ポツポツと途中休憩している人が出始める。まだ早すぎるだろ~。

でも20キロ地点の三国峠の上りでは、私も立ち止まりたくなった。なんだかんだで22・6キロの第一関門・浅間峠に4時間37分で到着。後で聞いた話ですが、ここで水不足にてかなりのリタイヤ者を出したようです。 すっかり日も暮れ、初めてのライトをつけて夜間走行。湿度が高くガス発生、ライトの光が足元まで届かない。下りへっぴり腰の私は戦意喪失、ごぼう抜かれ。それでも立ち止まらずに進み続けると「ハセツネ30キロ」の看板が…。

つい声が出て会話が「まだ、半分以上か~」「前半は上り基調なので、もう実質半分以上来てますよ」「じゃあ、完走できるかな~」「この位置なら諦めなければ完走できます。4時間寝ても大丈夫ですよ~」「ありがとう、力出たわ」。この頃から体に異変の兆候が。やたらと水分を摂りだし、栄養剤のゼリーも気持ち悪くて、受け付けなくなっていました。

なんとか粘って最高標高の三頭山1527mをヘロヘロで上り切り、42・1キロ第二関門の月夜見山到着(9時間22分)。スタート時に持っていた水2リットルは、残り500㎖ほどとなっていた。唯一の補給所で、ソフトフラスクに水500㎖、ハイドレにポカリ500㎖(少しでも栄養)を補給。水の入れ替えと、暗くなってきたライトの電池交換等で、15分ほどロス。

気温もかなり下がってきたので、ウインドブレーカーを着て再びスタート。ところがスタートすると雨が降り出し、だんだん激しくなってきた。体が濡れて冷やすと動けなくなると思い、着替えたばかりのウインドブレーカーを脱ぎ、雨具に切り替える。この頃には、すでに完全にエネルギー切れ、疲れと眠さも加わり、ふらふらする。

標高1405mの御前山からの下りでは、足に力が入らず踏ん張りが効かない。持っていたアミノサプリ顆粒を、無理やり水と一緒に流し込む。なんとわずか42グラムの一包で足が復活。走り出すと、いいペースで進む前後20名ほどのグループの一人となっていた。そのまま10キロほど並走、って言うか、グループの先頭者が道を譲らないだけか、でも私には丁度良かった。

「アミノサプリにエネルギーはないはず?私のどこのエネルギーを使っているんだろう?」と、余計なことを考えて気を紛らわせながら、進み続ける。 58・0キロ、第三関門の御岳山を13時間29分で通過、エイドのない関門に興味はない、ただ進むだけ(スタッフさん無愛想でごめんなさい)。岩場の日の出山を通過して、後は下りの11キロ。コースも走れるコースになってきた。

最後のスパート、吐き気に耐えながら、無理やり栄養ゼリーを流し込み走り出す。テクニックのいるトレイルではだめでも、ランではまだ通用する。一人、一人と抜きながらゴール。 とにかくいろいろあり、普段の生活とは別世界の体験をした71・5キロ、完走出来てホッとした。  

エイドはなかったけど、途中でのスタッフの応援の言葉は、ありがたかった。「これは遊びなんだよ~!つらいんじゃない。楽しいんだ。楽しんで~!」

≫ 続きを読む

2016/12/25

記録会報告 野沢 真(2016/11/20)

本日はつくば、神戸マラソンに参加している会員が10名前後いるため、参加者は総勢11名と少な目。日中は暑くなるという予報でしたが、朝はやはり寒い。 八潮駅伝や忘年会の連絡を行ったあとに、みんなで草加公園外周1周アップしてから公園外周7周スタート。 3日後に大田原マラソンを控えている人も数名いたためか、比較的全体としてはゆっくりペース。 最初から池田さんが飛び出し、そのまま先頭でゴール。その後は名和田さん、根岸さんの順番で皆さん完走。 (私だけ足の違和感のため3周で終わりましたが...) 敢闘賞はスタート時からいいペースで走った根岸さんに決定。敢闘賞の景品が準備出来ていなかったので、忘年会の日に渡すことになりました。 いよいよレースシーズン突入です。会員の皆様、頑張っていきましょう。
2016/11/20
タグ:記録会

記録会報告 野沢 真(2016/10/16)

前週に開催されたウルトラやトレイルレースに参加された方が、結構いたせいか、当日は入会希望の方も含め参加者は9名と少な目でした。 すっかり秋らしくなった天気で、走るのにはちょうどいい気候になりました。みんなで1周走ってアップしたあとに記録会スタート。前週に「くびき野」に参加した土屋さん、大竹さんがまだ走れないため記録係。 スタートから池田さん、新さんが飛び出し、ジワジワとみんなを引き離します。結局、池田さんが貫録の1位でゴール。新さんが約1分弱遅れで2位。しかし、少し前に還暦を迎えたとは思えない走りでした。 他の方も皆さん良いタイムを出していて、当日入会した潟ヶ谷さんも46分前半で走り切り、実力がうかがえました。久しぶりに林さんも完走。よほど当日の気候が良かったのか、それとも林さんのやる気に何かが火をつけたのだと思います。 敢闘賞はナイスタイム(41:52)で2位に入った新さんへ。この年齢でこんなに走れるなんて羨ましい。  
2016/10/16
タグ:記録会

レイクタウン5時間走練習会 安藤 一明(2016/10/02)

201610-1.jpg

練習会という形で実施した草加走ろう会5時間走、3回目になりますが1回目が雨で中止でしたので今年は第2回目の実施になりました。 当日の天候は晴天で5時間の練習会としては暑過ぎて、4時間を経過したころには後片付けに入ってしまい、回を重ねる毎に盛り上がりに欠けてくるような感じもします。しかし各自の走力に合わせて無理しないことが前提ですので、これもOKです。 打ち上げは、芝の広場にシートを広げ、中村さんの知り合いの方も数名参加しラン話に花が咲き、いつも通りの盛り上がりで、楽しい時間を過ごすことができたと思います。

≫ 続きを読む

2016/10/02
タグ:5時間走

特別記録会 大竹 旭(2015/12/20)

お昼から開催される草加走ろう会の忘年会で、体重増加を気にすることなく、おいしいお酒をたくさん飲めるよう、事前により多くのエネルギーを消化してもらおうと考えて、今回は1時間走を実施しました。参加者は24名(実際に走ったのは20名)。  

ルールは、参加者20名を5名ずつの4チームに分け、草加公園内の1.5㎞弱のコースを、1時間以内に周回できた数で順位付けすることとしました。

また、折角なので少しでも走力アップにつながる練習になればと思い、途中に関門を設け、3周を25分以内(第1関門)、6周を40分以内(第2関門)でクリアできない人は、強制終了としてみました。  

想定では、第1関門は殆どの人がクリアできると思っていたのですが、クリアできたのは半分弱の方で、ちょっと意外。忘れた頃にまた同じルールで実施してみようと考えています。

ちなみに、関門設定がきついという話も聞こえましたが、走力アップのための練習会に近いものと位置付けている理由から、今回よりも甘くする予定はありませんので、よろしく。

 

【会長コメント】 午前中の特別記録会後、八幡会館にて忘年会が行われました。特別記録会の表彰は草加公園で済ませてあるのですぐに乾杯して、1月の行事確認後しばし、歓談。

そして恒例のじゃんけん大会のはずであるが、今年は私の案によるクイズ大会による景品争奪戦。たとえば、「ホノルルマラソンのスタート時に行われるショーはハワイアンショーである、○か×か。正解は×、花火ショーでした。」てな具合で賞品を分け合いました。

皆さん、楽しめたでしょうか?ちょっと長かったかな? 戸村さんも元気な姿を見せて頂き、新入会員の女性陣も参加してくれて総勢27名がにぎやかに楽しみました。来年はどんな年になるのでしょうか。今年一年ありがとうございました。

特別記録会.jpg

≫ 続きを読む

佐野マラソン 岩立 幸一(2015/12/13)

さいたま国際とつくばではサブスリーを逃しましたが、今回は三度目の正直になりました。

20㎞付近で今回最大のピンチ!。山からの冷たい風でお腹がゴロゴロとしてきた。

そして、少しペースダウン。ゴールまではとても我慢出来る状態ではないし、トイレに入ったら今回もサブスリーはお預けだし、とりあえずストッパ投入して様子を見た。(笑)

一時的とはいえ、ストッパが効いて助かったので、気を取り直して?いや、走れるうちにいっぱい距離を走っておかなければと必死で走った。

ラスト1㎞の所で、ボランティアの人に「このペースで走れれば、なんとかサブスリーだよ」と言われて、まだサブスリーが出来ると思ったけど、このペースじゃ走れない。

ギリギリアウトの気がしたが、自己ベストは間違いないので頑張った。

競技場に入り、ゴール横の時計が2時間59分に見えたので、必死でダッシュ!。ゴール!あれ?よく見たら、2時間57分じゃないかよ~って、結果的に良かったけど…。

というわけで、2時間57分26秒でゴールしました。

佐野.jpg

≫ 続きを読む

奈良マラソン 岡本 隆之(2015/12/13)

奈良マラソンも今年で4回目となる。 今年はCブロックからスタート。

ロスタイムは1分強。これは想定の範囲内。奈良は坂の多い大会。

スタートしていきなり20m下る。朱雀門前へと続く大宮通に出てさらに20m下る。

朱雀門先の5㎞折り返しは26分台。

初めてサブ4を達成した2年前は29分台だったので、ややペースが速い。

結局、中間地点は1時間51分19秒で通過。ここで1年ぶりのサブ4を確信する。

あとはどれだけ短縮できるかである。20㎞地点より天理市へ一気に50m下る。

天理市街のアップダウンは10m足らず。天理市民の応援も奈良市民のそれに全く劣らない。

25㎞地点の手前で折り返し。 レースはいよいよ終盤。法蓮佐保橋を右に折れると、フィニッシュの鴻ノ池陸上競技場は、もう目の前。

もっとも、ここで最後20mの登り。応援も一段と賑やかになる。

この辺り、昨年一昨年と、ペースランナーとは抜きつ抜かれつのサブ4だったが今年は違う。

余裕のサブ4である。競技場へ入っても、まだラストスパートを掛ける余力が残っていた。

タイムは3時間48分15秒。1年ぶりのサブフォー。

また自己ベストを10分短縮してのフィニッシュとなった。

奈良.jpg

≫ 続きを読む

月例会報告 橋本 潤一(2015/12/06)

今回は松原西口公園を出発し、わが草加市が誇る綾瀬川沿いを約11キロ気持ちよくランニングしました。

と言っても自分のランニングコースなだけなのですが。  

楽しく無事に終了しゴールしてみると、なんと見知らぬ女性が一人増えているのではないか。

よくよく聞いてみると、走っている集団を見つけてついてきてくれたとか。

そのまま即入会していただいて感謝・感激・感動!。真面目にコツコツ走っていると良いことがあるんですねえ~。

終了後は、その女性(佐藤さん)と中ちゃん・池ちゃん・ガンちゃんで10キロ程追加ランしたとか。

噂によると池ちゃん・ガンちゃんは、顔に似合わず気を使って、優しくゆっくり並走したらしい。

へえこの人達って意外に紳士だったのね。中ちゃんは二人だけだと思って、怒っていたらしいですが(笑)。

新会員の佐藤さんはモチベも高くフォームも軽快だ。グングン伸びてほしいなあ。

今後は、僕らみんなで応援するのでいろんなイベントに参加してくださいませ! (橋本)

タグ:月例会

那覇マラソン 根岸 秀昭(2015/12/06)

太陽と海とジョガーの祭典、那覇マラソンは、26679人が参加。平和祈念公園を中心とする、那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市の南部5市町を通る42・195キロを駆け抜けました。

スタートの午前9時には太陽も見えましたが、昼過ぎから曇り始め、午後には時折、強い雨も降りました。

寒暖差に苦しみましたが、沿道に途切れなく並んだ地元の応援者とボランティア、大会関係者の声援が背中を押してくれました。

難しいコンディションだった為、完走率は昨年よりも5・86%下回ったとのこと。

県外や海外の参加者は1万人を超え、全体の4割を占め「国内最大級の市民マラソン」にふさわしい、にぎわいでした。

午前9時に、お笑い芸人のスリムクラブと、城間幹子大会長(那覇市長)のつく万国津梁之鐘を合図に、国道58号明治橋交差点からスタートし、午後3時15分の制限時間までに奥武蔵山競技場にゴールしたのは18326名、完走率68%でした。

10キロから25キロのアップダウンで予想以上に体力消耗し、中間地点までに2時間4分掛かってしまい、サブ4をあっさりあきらめ、サブ5に切り替え楽しんで完走することにしました。沿道の私設エイドを堪能し4時間43分で楽しく完走しました。

那覇.jpg

≫ 続きを読む

湘南国際マラソン 酒井 俊一(2015/12/06)

今年53歳の同級生、凸凹コンビで、湘南国際Mに参加してきました。

まして湘南、茅ケ崎、鎌倉です。私たちの年代は、やっぱりサザンですね。

昔の話をしますと、そんなサザンを聞きながら、まだ10代の私たちは、何かを期待し、買ったばかりの中古車で、当時はやったサーフィンのボードを車の屋根に積んで、いそいそと通っていました。

あれから何十年、いい年なのに、そんなチャラいことを思い出しながら、「もしかしたら楽しくて、30キロ後半の苦しみもなく、楽に4時間30分切れるかも、、、、。」と淡い期待を抱く。 新調した走ろう会ユニフォームに袖を通し、記念撮影をして、気分しだいでせめてやろうとスタート場所に向かいました。

予定の9時になりましたが、不審車両のため5分くらい遅れたそうです。

30キロを越すと茅ケ崎に背を向けて、歩いては走りの繰り返し。

沿道から「草加走ろう会なんだから、歩くな~」と応援のようなヤジをいただきながら走りました。

湘南.jpg

≫ 続きを読む