会主催、会員が有志で行った活動の報告です
日本山岳耐久レース「長谷川恒男CUP」 完走しました。 最近では平地でのロードレースだけではなくトレイルレースもかなり増えています。今の日本の山岳レースの最高峰はUTMF(160キロ)ですが、それに匹敵するレースが続々と開催されています。
それでも、かつては日本三大山岳レース(富士登山、キタタン、ハセツネ)と言われた一つ「ハセツネ」は、未だに山ランナーの人気を集めています。このレースの特徴は途中でエイドがないこと、42キロ地点の第二関門で水またはポカリ1・5リットルと、3ヵ所の自然水のみ。レース中に他者から補給を受けた者は失格。自力で完走するのがこのレースの主旨です。
《レースの模様》
当日の天候は、朝は雨が降っていたが、スタートの13時になる頃には曇りとなり、回復傾向。今回のレースの目標は、とにかく完走。実は私にとって、来年のUTMFエントリー資格ポイント(過去2年以内に最大3レースで6ポイント)獲得達成のための、最終レースになっていたのです。
でもUTMFは選考基準が見直されるそうなのでどうなることやら? スタートは目標ゴール時間ごとに整列、私は12時間の列に並ぶ。トレイル渋滞は好きではないので、ちょっと背伸び。12時間は上位クラスのはずなのに、整列した全体からすると真ん中より後ろ、嘘つきがいっぱいいる だろな。まっ、完走目標の私も似たようなものか(笑)。
スタートして1キロほどはロード、山への入り口でいきなり大渋滞。2キロ通過時のタイムは32分(泣)。その後もだらだらと流れに任せて行進。時々薄日が差し、気温・湿度上昇。だらだらしているようだが、大量の汗が出て徐々に体力を奪われているのが感じられる。 15キロ地点の醍醐丸付近になると、ポツポツと途中休憩している人が出始める。まだ早すぎるだろ~。
でも20キロ地点の三国峠の上りでは、私も立ち止まりたくなった。なんだかんだで22・6キロの第一関門・浅間峠に4時間37分で到着。後で聞いた話ですが、ここで水不足にてかなりのリタイヤ者を出したようです。 すっかり日も暮れ、初めてのライトをつけて夜間走行。湿度が高くガス発生、ライトの光が足元まで届かない。下りへっぴり腰の私は戦意喪失、ごぼう抜かれ。それでも立ち止まらずに進み続けると「ハセツネ30キロ」の看板が…。
つい声が出て会話が「まだ、半分以上か~」「前半は上り基調なので、もう実質半分以上来てますよ」「じゃあ、完走できるかな~」「この位置なら諦めなければ完走できます。4時間寝ても大丈夫ですよ~」「ありがとう、力出たわ」。この頃から体に異変の兆候が。やたらと水分を摂りだし、栄養剤のゼリーも気持ち悪くて、受け付けなくなっていました。
なんとか粘って最高標高の三頭山1527mをヘロヘロで上り切り、42・1キロ第二関門の月夜見山到着(9時間22分)。スタート時に持っていた水2リットルは、残り500㎖ほどとなっていた。唯一の補給所で、ソフトフラスクに水500㎖、ハイドレにポカリ500㎖(少しでも栄養)を補給。水の入れ替えと、暗くなってきたライトの電池交換等で、15分ほどロス。
気温もかなり下がってきたので、ウインドブレーカーを着て再びスタート。ところがスタートすると雨が降り出し、だんだん激しくなってきた。体が濡れて冷やすと動けなくなると思い、着替えたばかりのウインドブレーカーを脱ぎ、雨具に切り替える。この頃には、すでに完全にエネルギー切れ、疲れと眠さも加わり、ふらふらする。
標高1405mの御前山からの下りでは、足に力が入らず踏ん張りが効かない。持っていたアミノサプリ顆粒を、無理やり水と一緒に流し込む。なんとわずか42グラムの一包で足が復活。走り出すと、いいペースで進む前後20名ほどのグループの一人となっていた。そのまま10キロほど並走、って言うか、グループの先頭者が道を譲らないだけか、でも私には丁度良かった。
「アミノサプリにエネルギーはないはず?私のどこのエネルギーを使っているんだろう?」と、余計なことを考えて気を紛らわせながら、進み続ける。 58・0キロ、第三関門の御岳山を13時間29分で通過、エイドのない関門に興味はない、ただ進むだけ(スタッフさん無愛想でごめんなさい)。岩場の日の出山を通過して、後は下りの11キロ。コースも走れるコースになってきた。
最後のスパート、吐き気に耐えながら、無理やり栄養ゼリーを流し込み走り出す。テクニックのいるトレイルではだめでも、ランではまだ通用する。一人、一人と抜きながらゴール。 とにかくいろいろあり、普段の生活とは別世界の体験をした71・5キロ、完走出来てホッとした。
エイドはなかったけど、途中でのスタッフの応援の言葉は、ありがたかった。「これは遊びなんだよ~!つらいんじゃない。楽しいんだ。楽しんで~!」
練習会という形で実施した草加走ろう会5時間走、3回目になりますが1回目が雨で中止でしたので今年は第2回目の実施になりました。 当日の天候は晴天で5時間の練習会としては暑過ぎて、4時間を経過したころには後片付けに入ってしまい、回を重ねる毎に盛り上がりに欠けてくるような感じもします。しかし各自の走力に合わせて無理しないことが前提ですので、これもOKです。 打ち上げは、芝の広場にシートを広げ、中村さんの知り合いの方も数名参加しラン話に花が咲き、いつも通りの盛り上がりで、楽しい時間を過ごすことができたと思います。
お昼から開催される草加走ろう会の忘年会で、体重増加を気にすることなく、おいしいお酒をたくさん飲めるよう、事前により多くのエネルギーを消化してもらおうと考えて、今回は1時間走を実施しました。参加者は24名(実際に走ったのは20名)。
ルールは、参加者20名を5名ずつの4チームに分け、草加公園内の1.5㎞弱のコースを、1時間以内に周回できた数で順位付けすることとしました。
また、折角なので少しでも走力アップにつながる練習になればと思い、途中に関門を設け、3周を25分以内(第1関門)、6周を40分以内(第2関門)でクリアできない人は、強制終了としてみました。
想定では、第1関門は殆どの人がクリアできると思っていたのですが、クリアできたのは半分弱の方で、ちょっと意外。忘れた頃にまた同じルールで実施してみようと考えています。
ちなみに、関門設定がきついという話も聞こえましたが、走力アップのための練習会に近いものと位置付けている理由から、今回よりも甘くする予定はありませんので、よろしく。
【会長コメント】 午前中の特別記録会後、八幡会館にて忘年会が行われました。特別記録会の表彰は草加公園で済ませてあるのですぐに乾杯して、1月の行事確認後しばし、歓談。
そして恒例のじゃんけん大会のはずであるが、今年は私の案によるクイズ大会による景品争奪戦。たとえば、「ホノルルマラソンのスタート時に行われるショーはハワイアンショーである、○か×か。正解は×、花火ショーでした。」てな具合で賞品を分け合いました。
皆さん、楽しめたでしょうか?ちょっと長かったかな? 戸村さんも元気な姿を見せて頂き、新入会員の女性陣も参加してくれて総勢27名がにぎやかに楽しみました。来年はどんな年になるのでしょうか。今年一年ありがとうございました。
さいたま国際とつくばではサブスリーを逃しましたが、今回は三度目の正直になりました。
20㎞付近で今回最大のピンチ!。山からの冷たい風でお腹がゴロゴロとしてきた。
そして、少しペースダウン。ゴールまではとても我慢出来る状態ではないし、トイレに入ったら今回もサブスリーはお預けだし、とりあえずストッパ投入して様子を見た。(笑)
一時的とはいえ、ストッパが効いて助かったので、気を取り直して?いや、走れるうちにいっぱい距離を走っておかなければと必死で走った。
ラスト1㎞の所で、ボランティアの人に「このペースで走れれば、なんとかサブスリーだよ」と言われて、まだサブスリーが出来ると思ったけど、このペースじゃ走れない。
ギリギリアウトの気がしたが、自己ベストは間違いないので頑張った。
競技場に入り、ゴール横の時計が2時間59分に見えたので、必死でダッシュ!。ゴール!あれ?よく見たら、2時間57分じゃないかよ~って、結果的に良かったけど…。
というわけで、2時間57分26秒でゴールしました。